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6代目レガシィ・アウトバックが日本上陸! レヴォーグと同じ1.8Lターボのみで2グレード展開 (2/2ページ)

6代目レガシィ・アウトバックが日本上陸! レヴォーグと同じ1.8Lターボのみで2グレード展開

この記事をまとめると

■2019年に北米で登場したレガシィアウトバックがついに日本で販売される

■2代目レヴォーグと同様のフル液晶メーターとセンターディスプレイが全車標準装備

■グレード展開は「X-BREAK EX」と「リミテッドEX」の2種類

導入の声がアツかった待望のニューモデルが日本にもついに上陸!

 クロスオーバーワゴンのパイオニアとして知られるスバル「レガシィアウトバック」の新型6代目が10月、北米より2年遅れて日本でも正式デビューする。その先行予約受付が9月2日より開始された!

 現行モデルの5代目よりもっとも大きく進化したのはやはり、走りのメカニズムだろう。プラットフォームがSGP(スバルグローバルプラットフォーム)、それも骨格を組み立ててから外板を溶接するフルインナーフレーム構造を採用した最新バージョンとなったことで、ボディの剛性と連続性がともにアップ。

 また、フロント・ストラット式、リヤ・ダブルウイッシュボーン式サスペンションの形式こそ変わらないものの、フロントのロアアームがアルミ製になるなど全面的に刷新されたことで、乗り心地や走りの質感が大幅に高められている。ただし車重は1680〜1690kgと、約100kg重くなった。

 なお、これらの進化は、日本では2020年10月にデビューした現行2代目レヴォーグがすでに採り入れているが、北米では2019年7月よりSIA(Subaru of Indiana Automotive Inc.)で現地生産が開始された、このアウトバックとレガシィ(セダン)がレヴォーグよりも先に採用。日本向けの「レガシィ」を車名に冠するアウトバックは国内の工場で生産されるが、アウトバックの日本導入が2年遅れたのは、これら技術を実現する生産設備やモデルラインアップの刷新スケジュールの違いも大きそうだ。

 そして新型アウトバックでは、最低地上高が先代より13mm高い213mmとなり、悪路走破性がさらにアップ。ホイールベースは2745mmと変わらないものの、全長は50mm長い4870mm、全幅は35mm広い1875mm。全高はアウトドアテイストを強めた「X-BREAK」系グレード同士の比較で10mm高い1680mm(以上、新型の数値はすべてプロトタイプのもの。市販モデルでは変更される可能性あり)となるなど、全方位でわずかにサイズアップされている。

 その影響もあってか、新型アウトバックは先代よりも伸びやかかつワイド感があり上質な佇まいに。同時に各部のクラッディングも大型化されたことで、よりSUVらしいタフさも併せ持つデザインに進化した。

 インテリアの質感向上はエクステリア以上に目覚ましい。2代目レヴォーグと同様の12.3インチフル液晶メーターと11.6インチセンターインフォーメーションディスプレイ&インフォテインメントシステムが全車標準装備されるとともに、インパネをはじめ各部のデザインが劇的にモダンな仕立てに。

 中でも上級グレード「リミテッドEX」にメーカーオプション設定されるタンのナッパレザー内装は、実車を見ても高級車のそれと言ってよい仕上がりだが、「X-BREAK EX」のダークグレー防水素材内装も同じく、単に機能的なだけに留まらない高い質感を備えていた。

 また、シートのフィット感が前後とも改善されており、特に後席は先代の座面が平板でホールド性が心許ない印象だっただけに、嬉しい進化と言えるだろう。

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