車種区分はほぼETCの機械が行なっていると考えられる
こうして料金所では、自動車の種類(形状、規格、乗用・貨物タイプ等)に応じて車種の判別を行っているが、高速道路におけるETCの利用率は、今年の6月現在で、93.5%。
とくに中型車以上では97.7%なので、料金所での車種区分は、ほぼETCの機械が行なっていると考えていい。
それだけに、ETC車載器の取り付け時に義務づけられているセットアップが非常に重要。ETC車載器を通販などで購入したとしても、セットアップ店でセットアップ作業をすることが必須となっている。このセットアップの作業時に、「車種区分」の情報を記録するというわけだ。
なおETCが使えない車両で、車種判別の難しいクルマ(例:特殊用途自動車[8ナンバー]など)は、料金所で車検証の提示を求められることもある。また、仮ナンバーのクルマは原則としてETCは使えないので要注意。