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ワゴンRを名乗るけどスライドドア! 新たな価値を提案する軽自動車ワゴンRスマイルとは (1/2ページ)

ワゴンRを名乗るけどスライドドア! 新たな価値を提案する軽自動車ワゴンRスマイルとは

この記事をまとめると

スズキの新型軽自動車ワゴンRスマイルが発表された

■ワゴンRとスペーシアの間を埋めるようなモデル

■ターボモデルはなくNAとハイブリッドをラインアップ


8月27日発表で9月10日発売!

 背高軽ワゴンのパイオニアであるスズキの「ワゴンR」に新たなモデル「スマイル」が仲間入り。9月10日に発売される!

 その最大の特徴はやはり、リヤにスライドドアを備えながら、スペーシアより90mm低くワゴンRより45mm高い、1695mmの全高が与えられたことだろう。そのおかげで、ワゴンRに対しスマイルのヘッドクリアランスは前後席とも全方位的に拡大。ステップの地上高もフロントが18mm、リヤが7mm高く、さらに前席はヒップポイントも70mm高められた。さらにリヤドアの開口幅はスペーシアと同じ600mmが確保されたことで、乗降性や視界の良さもワゴンRより大幅にアップしている。

 そんなワゴンRスマイルのエクステリアは、いずれも3種類あるワゴンRとスペーシア、どのタイプとも似ていない。スクエアながら角が丸められたフォルムに丸基調のヘッドライトが与えられ、最上級グレードの「ハイブリッドX」ではさらにメッキ加飾も多用することで、可愛らしくも上質な佇まいとなっている。

 またボディカラーも、2トーンが8種類、モノトーンが4種類の計12種類と多彩で、いずれもレトロモダンかつ高級感のある色味となっている。色へのこだわりが強いユーザーでも充分満足できる一方、購入時に選ぶとなると大いに頭を悩まされそうだ。

 インテリアも同様に、水平基調のフォルムに丸や曲面を取り入れた、レトロモダンなテイスト。インパネとドアトリムにはステッチ風の模様、ルーフライニングにはキルティング風の模様が入っており、エクステリアに勝るとも劣らぬ高級感だ。「ハイブリッドX」と中間グレード「ハイブリッドS」はボディカラーに応じてアイボリーパールまたはネイビーパールのインパネ加飾が組み合わされ、「ハイブリッドX」はさらにシート表皮がライトグレー(他グレードはダークグレー)となり、カッパーゴールドのアクセントがドアハンドル周辺にも装着されるなど、より一層質感が高められているのも見逃せない。

 スペーシアと同様にワンタッチダブルフォールディング式リヤシートを採用しているためシートアレンジも容易で、5:5分割の背もたれを倒すだけで奥行き1275mmものフラットなラゲッジスペースが出来上がる。前後スライドも同じく5:5の左右独立式で、160mmもの調整しろを確保しているため、最前部にセットすれば後席を使用していても450mmの奥行きが確保され、ショッピングバスケットも積載可能だ。

  

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