マフラーだけ……のつもりが
3)吸排気系
チューニングの第一歩として今も昔も人気なのがマフラー交換だろう。最近の車両では昔ほどマフラー交換でのパワーアップは見込めなくなってしまったが、サウンドが大きく変化する点などは“やった感”の大きなカスタマイズだろう。
しかし、排気だけが効率がよくなってもバランスが崩れてしまうため、次は吸気系、つまりエアクリーナーまわりを交換したくなってしまう。
そして一部のターボ車などでは吸排気系を高効率なものに交換することでブースト圧が向上するわけだが、最近モデルではブースト圧の上昇を異常と検知してセーフティモードに入ってしまう車両もあるため、それらを解消するパーツも購入したくなるなど、まさに沼となってしまうのである。
このようにアレを交換したら次はコレ、というように次から次へと交換したくなってしまう沼ではあるが、ある程度完成形を脳内で描くことで、余計な出費を抑えることもできる。そのためにもプロと相談しながら、最終的にどんな1台に仕上げたいのかを相談してみてからスタートするのがオススメだ。