ニューモデルのはずだが、素人どころかプロにも差がわからない!
新型車の登場、フルモデルチェンジは、先代オーナーはもちろん、クルマに興味がある人にとって、大きな関心事。しかし、劇的に変わるクルマもあれば、パッと見、先代と変わらない新型車もある。
たとえば、新型ヤリス。先代は日本でヴィッツと呼ばれていたものの、海外の車名はヤリスであり、事実上、ヴィッツから新型ヤリスは、同車種のフルモデルチェンジなのである。そして内外装、走りともに激変。新鮮さをアピールし、それがまた大ヒットにつながっているひとつの要因だ。
あるいは、マイナーチェンジでも、劇的変化があったクルマもある。一例としては、デリカD:5だ。2019年2月に約12年ぶりのマイナーチェンジが行われたわけだが、ダイナミックシールドと呼ばれる強烈な顔つきで存在感をアピールするだけでなく、クリーンディーゼル+4WD専用車となり、走りもまた大きく進化。まさにビッグチェンジ、いやフルモデルチェンジに近い新鮮さがあった。