オリジナルを21世紀に再解釈したスペシャルな限定モデル
ランボルギーニが、アメリカで開催された「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」にて、カウンタックLPI800-4を発表した。
カウンタックといえば、その画期的なデザインと革新的なテクノロジーで、ランボルギーニがスーパーカーブランドとしての地位を確固たるものとするきっかけとなったクルマであり、いまだランボルギーニのアイコンのひとつである。
21世紀に復活したカウンタックは、ひと目でオリジナルのカウンタックの真の後継モデルであるということがわかるスタイリングになっている。初代LP500とその市販モデルであるLP400をモチーフにした独特のウェッジシェイプボディには、クアトロバルボーレから受け継いだヘッドライトとグリル、六角形のホイールアーチが配される。また、カウンタック特有のスリット状のエラを持つエアスクープがショルダー部に設けられているだけでなく、サイドビューの特徴でもあったNACAエアインテークが、同様にドアに大胆に切り込まれている。
カウンタックLPI800-4のリヤスタイルには、特徴的なウェッジシェイプにヘキサゴンデザインの3連リヤライトクラスターが配され、その下にはカウンタックの特徴でもあった4本出しのエグゾーストテールパイプが並ぶ。
そして運転席と助手席のアクセスのためのドアには、ランボルギーニのV12モデルの象徴にもなっているシザードアが採用されている。