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【試乗】NISMOがやればe-POWERだってスポーツモデルに! オーラ NISMOの完成度に心酔 (2/2ページ)

【試乗】NISMOがやればe-POWERだってスポーツモデルに! オーラ NISMOの完成度に心酔

これぞe-POWERの集大成! やっぱりニスモは凄かった

 Bセグメントのホットハッチ界に激震をもたらせる超新星!! EV走行する史上初のスポーツハイブリッドが誕生した。ありそうでなかったそれは、ノート・オーラNISMO。


ベースはノートのプレミアムグレードとしてデビューしたオーラ。そこに日産のモータースポーツ、ハイパフォーマンスコンプリートカーを手掛けるNISMOが走りの基本理念を注入した。より速く、気持ち良く、安心して走れるクルマを、NISMOはロードカーとしての基準をバランス良く整えながら高性能化している。

 オーラは基準車のノートよりも40mm幅広い。それは片側20mmづつ広がるフェンダーアーチのフレア、言わばオーバーフェンダーの広がりで識別できる。それが意味するところは、ワイドトレッド化によるコーナリング性能を含む操縦安定性の引き上げだ。

 フロントマスクは基準車のノートと違い、薄型ヘッドライトとそこから連続する淡い曲線のフロントグリルが特長。どこかで見覚えがあるな、と感じるそれは、日産の新しい顔、フルEVのプレミアムSUV、アリアに通じるマスクである。NISMOはフロントバンパースポイラーの開口部や細部の形状が異なるため、見た目はよりワイドで精悍に見える。

 見た瞬間に”カッコいい”と言葉が漏れたのは、エアロ類の造形と共にマイナス20mmローダウンした車高とフレアしたフェンダーに納まるタイヤ、205/50ZR17のミシュラン・パイロットスポーツ4とホイールアーチの隙間が絶妙にいいバランス関係にあるからだ。

 付け加えるとオーラNISMOは、NISMOだからこそ基準のオーラよりもさらにワイドなオーバーフェンダーで迫力と、差別化をはかっても良かったと思う。

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