解除はなんと合法だった! 国産車登録車が「180km/hリミッター」に設定されているワケ (2/2ページ)

意外と安価にリミッター解除は可能!

 費用は後付けユニットタイプで1万5000円~。ECUの書き換えは、空燃比の最適化や点火時期の調整、バルタイ、電子制御スロットルなどのセッティングと合せて、10万円前後からとなるが、スピードリミッター以外のデータをいじらないというメニューなら、1~2万円でも可能。

 なお、意外なことに86/BRZレースやホンダの「N-ONEオーナーズカップ」といったワンメイクレースでは、リミッターカットが許されていない。

 というのもレギュレーションでECUは「無加工の純正標準」のままとなっているからだ。当然、FSWのストレートではリミッターにあたってしまうわけだが……。ただ、モデルチェンジで2.4リッターとなる2022年からの86/BRZレースでは、86/BRZレース2022の車両レギュレーションの変更点は? クラブマンはタイヤワンメイクに、スピードリミッター解除(プロクラスのみ)が検討されているという情報も!

 公道では、高速道路でもMAX120km/hが制限速度だが、クローズドコースできっちりエンジンパワーを使い切りたいという人は、リミッターカットを検討してもいいのでは?


藤田竜太 FUJITA RYUTA

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