より多くの人へ寄り添う「市民の」クルマに! ホンダ新型シビックを発売 (2/2ページ)

最新の車載通信モジュール「Honda CONNECT」搭載

 トピックとして今回のシビックでは、グレードに関係なく新世代コネクテッド技術を搭載した車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」を全タイプに標準装備としているのも見逃せない。

 もちろん、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」も全タイプに標準装備される。広い範囲と高い精度で対象物を検知するフロントワイドビューカメラや、ガラスや外壁など非金属も高い精度で検知する前後ソナーセンサーを採用。

 シビックとして初めてトラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)も採用。0km/h~約65km/hの速度域でも、先行車との車間を保ちながら自車の走行車線をキープするよう、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作をアシストする。

ホンダセンシングは以下の内容が設定される。(一部CVT車のみ採用)

  • 1)トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)
  • 2)衝突軽減ブレーキ<CMBS>
  • 3)誤発進抑制機能
  • 4)後方誤発進抑制機能
  • 5)近距離衝突軽減ブレーキ
  • 6)歩行者事故低減ステアリング
  • 7)路外逸脱抑制機能
  • 8)渋滞追従機能付 アダプティブクルーズコントロール<ACC>
  • 9)車線維持支援システム<LKAS>
  • 10)先行車発進お知らせ機能
  • 11)標識認識機能
  • 12)アダプティブドライビングビーム(Honda初)
  • 13)オートハイビーム

 なお、EXグレードにはアダプティブドライビングビームをHondaとして初採用しているのもポイント。ハイビーム照射中に、先行車や対向車を検知すると、周辺状況に応じて照射範囲を自動でコントロール。前方車両や歩行者へも眩しさを与えないよう配慮しながら視認性を確保するものだ。

 もうひとつのポイントとして、EXグレードには専用オーディオをBOSE(ボーズ)社と共同開発。ボーズ独自のサラウンドアップミックス技術「Centerpoint(センターポイント)」を採用し、サブウーファーを含む12個のスピーカーを搭載し、コンサートホールのような車内空間も再現できる。

 価格は、LXグレードが319万円、EXグレードは353万9800円となっており、MTもCVTも価格は同じだ。より「市民の」に寄り添う形となったホンダの11代目新型シビック。注目の1台となるのは間違いない。

 ちなみに、2022年にe:HEVを搭載した「シビックハイブリッド」と大注目の「シビックタイプR」が出ることをホンダから正式にアナウンス済み。こちらも続報を期待したいところだ。


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