誰もが美しさを認める名車を生み出したデザイナー
筆者はデザインというものに関する専門知識は皆無であり、それどころか私服のセンスもひどいものだ。ダサさに関してはちょっとした自信がある。
だがそんな筆者でも、世界的な名デザイナーの作品を見れば問答無用で、理屈抜きで魂が震える。「うおおおおお! 理屈はよく知らんが、とにかくすげえぞこれは!」と。
たとえば工業デザイン界の巨匠であるジョルジェット・ジウジアーロ。
彼自身が線を引いたといういすゞ 117クーペやピアッツァの美しさに触れれば「うおおおおおお!」である。
また、初代フォルクスワーゲン ゴルフや初代フィアット パンダに見られる禅の境地的造形にも「うおおおおお!」となる。
また、当然ながらバティスタ・“ピニン”・ファリーナと彼のカロッツェリアがデザインした数々のスポーツカーを見ても、「うおおおおおお!」となってしまう。