2022年12月で2代目NSX販売終了! そして最後のモデルとなるType Sの先行情報を初公開

2代目NSXの最後のモデルは「Type S」として350台を販売

 ホンダNSXは、ホンダのクルマづくりにおけるチャレンジ精神の証であり、日常のドライブからワインディング走行、サーキット走行まで、幅広い場面で楽しめるスーパースポーツカーとして、まさにホンダブランドの象徴である。

 2016年8月に発表された2代目NSXは、ホンダ独自の電動化技術である3モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD」の採用により、エンジンだけでは達成することが難しい高レベルのレスポンスとハンドリング性能を実現した新時代のスーパースポーツカーとなっていた。

 そんな2代目NSXは、2022年12月で歴史に幕を閉じるという。つまり、2021年12月で2代目NSXは生産終了となることが正式にアナウンスされたことになる。

 そして、2代目NSXの最後のモデルとなる「NSX Type S」の先行情報が、8月2日に世界初公開された。

 NSX Type Sは、2代目NSXにおけるチャレンジの集大成として、さらなるパフォーマンス性能の向上と、精悍さと美しさを感じられる佇まいを追求したモデルで、「走る喜び」や「意のままに操る喜び」の提供だけでなく、「所有する喜び」も感じられるように開発した特別なモデルだという。

 NSX Type Sは限定カラーとなる新色のマットカラーを設定。

 全世界限定で350台(日本国内30台)を販売予定だ。

 当時の最先端技術を駆使して動力性能と運転のしやすさを両立した初代NSX、先進的電動化技術を採用する次世代のスーパースポーツカーとして誕生した2代目NSX、いずれもホンダの歴史に名を残す名車であるNSXの生産が終了することは残念でならないが、ひとまずは2代目NSX最後のモデルとなるNSX Type Sに大いに期待したい。

 そしてまたいつか、3代目NSXが登場することを願いたい。


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