すべては2011年に発売されたN-BOXから始まった
先ごろN-BOX、N-WGN、N-ONE、N-VANで構成されるホンダNシリーズの累計販売台数が300万台に達した。Nシリーズのスタートは、2011年12月に発売された初代(先代)N-BOXで、この後、車種を増やしながら売れ行きを伸ばした。そして約10年後の2021年6月に、300万台を達成できた。
累計販売台数を車種別に見ると、もっとも多いのはN-BOXで202万609台に達する。Nシリーズ全体の67%を占める。
2番目に多いのは、2013年11月に初代(先代)モデルを発売したN-WGNだ。累計販売台数60万9005台だから、Nシリーズ全体に占める比率は20%になる。
3番目は2012年10月に初代(先代)モデルを発売したN-ONEだが、累計販売台数は26万5728台と大幅に少ない。残りはN-VANになる。
200万台とか300万台と表現されてもイメージしにくいが、2020年における1年間の国内販売総数は、約460万台であった。大雑把にいえば、Nシリーズは 今の年間国内販売総数の65%に相当する台数を10年間で販売した。
Nシリーズは国内専売車種だから、国内市場に与えた影響も大きい。皆さんの周囲にも、N-BOXを始めとするNシリーズのユーザーがおられると思う。