高級クロスカントリーモデルとしても超一流
4)パッケージング
ボディサイズは従来型と同じとなっており、アプローチアングルやデパーチャーアングル、ランプブレークアングルなども変わっておらず、オフロード走行時の扱い安さは従来型を継承する。
ラジエターグリルとヘッドライトはボディの高い位置に配置され、オフロード走行時の機能性を重視したデザインとしただけでなく、エンジンフードには大きな窪みが設けられており、衝突安全性能と前方視界の両立が図られている。
また、車内に関しては、フロント着座位置を後方に移動しつつセカンド/サードシートの構造・配置の見直しがされており、居住性・荷室容量の向上と衝突安全性能を両立。サードシートはフロア格納式(格納・復帰は電動式)となったことで荷物も積みやすくなった。
インストルメントパネルは過酷な路面変化でも車両姿勢を把握しやすい水平基調にデザインされ、メーターパネルには車両状況が把握しやすいようスピード・エンジン回転・燃料・水温・油圧・電圧を視認できる6針式メーターを配置する。
ドライブモードセレクト、マルチテレインセレクト、ダウンヒルアシストコントロール、クロールコントロールのモードセレクターはひとつのダイヤルに統合され、モニターを見ながら操作できる最適な位置に配置される。
また、12.3インチのワイドタッチディスプレイには、ナビ、オーディオ、空調表示だけでなく、オフロード情報も表示され、直感的に車両状況を把握することが可能だ。