ドライバーオリエンテッドなコクピットに心が躍る
コクピットに乗り込むと、インパネデザインの格好良さに感激する。スポーツカー好きの心をくすぐるドライバーオリエンテッドなレイアウトで座っただけで大きな満足感が得られるほどだ。
8代目シボレー・コルベットのコクピット画像はこちら
メーターナセルには走りに特化した情報を示す液晶メーターが備わり、メーターセンターには常にタコメーター(エンジン回転計)がアナログ表示されている。そして0-100km/hパフォーマンスタイマーも表示可能で、ドラッグレースの好きなアメリカンモータースポーツファンの心を躍らせてくれる。
8代目シボレー・コルベットのインパネ画像はこちら
じつはこのモデルからグローバルに展開されるモデルとして位置づけられ、日本仕様は右ハンドルとなっている。1940mmもある全幅と、厚みのあるドア断面形状から右ハンドル化されたことで国内での実用性を大幅に高めてくれているといえる。
8代目シボレー・コルベットの真正面スタイリング画像はこちら
ダッシュパネル中央ドライバーサイドに8インチのタッチスクリーンモニターを装備し、ナビゲーションやドライブモードなどの設定表示が示される。
8代目シボレー・コルベットの8インチタッチスクリーンモニター画像はこちら
また、助手席側との隔壁となるセンターコンソールの細い稜線上側に一列に配置されるスイッチングユニットはシートヒーターやエアコンなどの操作スイッチで、操作性は極めて悪いが、個性的な造形だ。
8代目シボレー・コルベットのクライメートコントロールスイッチ画像はこちら
シートはバケットタイプでホールド性に優れ、ステアリングは上部をフラットにした変形楕円形状を採用。
8代目シボレー・コルベットのシート画像はこちら
また、ペダルはオルガン式のアクセルペダルとつり下げ式ブレーキペダル、フットレストを備え、いずれもアルミで美しくカバーされていた。
8代目シボレー・コルベットのペダルレイアウト画像はこちら
エンジンを始動すると、驚くほど静かなV8サウンドに拍子抜けする。このパワーユニットは6.2リッターのV型8気筒自然吸気エンジンで、OHVのバルブレイアウトと直噴を組み合わせ最高出力は502馬力/6450rpm、最大トルク637N・m/5150rpmという強力なパワースペックを誇る。
8代目シボレー・コルベットのエンジン画像はこちら
トランスミッションンには8速のDCT(デュアルクラッチ)が採用されていることもトピックスである。