買い物も悪天候も心配込むような装備たち目白押し!
3)エアコンマイルドモード
3つ目は、エアコンで肌が乾燥するのがイヤという女性が多いことも開発理由の一つになっている、スバル・レヴォーグの「エアコンマイルドモード」。
これはトップグレードのSTI SPORTにのみ標準装備となっている「ドライブモードセレクト」のコンフォートモードを選択した時に切り替わる機能。このモードにすると、エアコンをかけていても室内の湿度が低下するのを防いでくれるため、肌が乾燥しにくいのです。
夏は汗をかくのでエアコンはかけたい、でも乾燥すると小ジワは増えるし、喉の調子も悪くなるし、これは本当に嬉しい機能ですね。
4)ドアパネル
4つ目は、昨今のSUV人気で急に増えてきた女性向けの機能で、さまざまなSUVにあるのですが最新モデルではホンダ・ヴェゼル。
SUVは座面の位置が高いので、乗り降りする際にドアから下のパネルにふくらはぎの裏側などを擦ってしまいがちですよね。もし雨の日に泥などがはねていたら、知らないうちに洋風を汚してしまいます。それを防ぐために、ヴェゼルのドアは開口部より下部分までドアパネルが伸ばしてあって、泥はねなどがつかないようガードされているんです。
どのSUVも、ちゃんとした名称をつけていないようなのですが、スバル・フォレスターなど多くのSUVがそうしたガード機能を採用しています。
5)ラゲッジフロアの低さ
5つ目は、毎日の買い物に苦労している女性だからこその意見とも言える、買い物カートからラゲッジへの積み替えをラクにする機能が備わっているのが、ホンダN-WGN。
ホンダといえば、低いフロアがお家芸的なところがありますが、N-WGNのラゲッジフロアもものすごく低いんですね。それをうまく活用して、ラゲッジを上下二段に分けられる「2段ラックモード」というのがあるのです。これは、上段の高さがちょうど、スーパーなどのカートの高さを同じくらいに設定されていて、カートに買い物袋やマイカゴを積んでクルマまで押してきたら、そのままラゲッジにベタづけするとラクに積み替えられますよ、という嬉しい機能です。
確かに、高いところから重い荷物を持ち上げて低いところに置いたり、さらに持ち上げたりするのってかなり大変。同じくらいの高さを移動させるのがいちばんラクですよね。これは女性だけでなく、ご高齢の方にも助かる機能だと思います。
というわけで、いいもの、惜しいもの、さまざまに登場している女性向けの装備をご紹介しました。これからも、どんな意見がクルマの装備に反映されていくのか、楽しみにしつつ、女性の皆さんはどんどん声をあげていきましょう。