地味だけどよさが光るクルマこそホンモノだ!
各メーカーがさまざまなタイプのクルマをリリースしている現在だが、当然ながら売れ行きにはそれぞれ差が生じている。もちろん多く売れている車種はそれだけ魅力にあふれているということになるわけだが、では販売台数がそこまで多くない車種に魅力がないかというと、決してそんなわけでもない。
そこで今回は、販売台数こそそこまで多くはないものの、じつは隠れた魅力を持ち合わせている車種を独断と偏見でピックアップしていきたい。
1)スズキ・エスクード
気軽に乗れるライトクロスカントリー車として1988年に登場したエスクード。本格的なラダーフレームを持ちながらも乗用車的に乗ることができるモデルとしてスマッシュヒットを記録したモデルである。当時はまだクロスオーバーSUVという言葉はなかったが、間違いなくその源流となった1台であることは間違いないだろう。そんなエスクードは現在4代目が販売されている。
3代目まで続いたラダーフレームとは別れを告げ、モノコックボディとなったエスクードではあるが、新世代四輪制御システム「ALLGRIP(オールグリップ)」を採用し、SUVらしい走破性と走行安定性はキープしている。
またモノコックボディとなったことで先代比400kgほどの軽量化を実現。現行型はスイフトスポーツにも搭載された1.4リッターターボエンジンが搭載され、オンロードでも軽快な走りを楽しめるSUVに仕上がっているのである。