マッド＆スノー性能を必要とするオーナーには最適な選択
一方、「パラダ スペックX」は「PA02」タイプと呼ばれるトレッドデザインの見た目が派手で、深目に刻まれたグルーブとブロックの配置が逞しく見える。ドレスアップに適しているだけでなく、実際に悪路やぬかるみ、ウエットなどの性能が高そうだ。
「パラダ スペックX」のトレッドパターンのアップ画像はこちら
キャラクター的には「ジオランダーSUV」に近い特性になっているとも言える。リブブロック基調のパターンを大きくして見た目も複雑な造形は若干乗り心地面でも影響を与え、「AVIDエンビガー」に比べればハーシュやアンジュレーションによる影響の受け具合が大きく感じ取れた。
「パラダ スペックX」を履いた松田CX-5の走行シーン画像はこちら
その乗り味も「ジオランダーSUV」に酷似している。日常使用で砂利道やウエット路または降雪の多い地方など、この「パラダ」の「M+S」の性能を必要とする地域のユーザーにとっては、これもまた最適な選択肢になると言えるだろう。
「パラダ スペックX」を履いた松田CX-5の走行シーン画像はこちら
今回は見た目のスタイリッシュなトレッドデザインが特徴な「AVIDエンビガーー」と、よりオフロード嗜好でアピール性も強い見栄えの「パラダ」を試したが、価格的なメリットも合わせて考えれば「AVIDエンビガー」のコストパフォーマンスは突出していると言っていいだろう。
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【装着タイヤ】
AVID ENVigor S321（エイビッド エンビガー S321）
サイズラインアップ：225/50R18〜225/30R22（全12サイズ）
試乗車：マツダ CX-5（FF）
装着サイズ：245/45R20（前後）
PARADA Spec-X PA02（パラダ スペックX PA02）
サイズラインアップ：235/55R18〜255/30R24（全34サイズ）
試乗車：マツダ CX-5（FF）
装着サイズ：245/45R20（前後）
【詳しくはこちら】
問い合わせ：横浜ゴム株式会社 0120・667・520（受付時間 平日：9:00～17:00）
AVID ENVigor S321（エイビッド エンビガー S321）
https://www.y-yokohama.com/product/tire/avidenvigor_s321/
PARADA Spec-X PA02（パラダ スペックX PA02）
https://www.y-yokohama.com/product/tire/parada_spec-x/
