想像以上に汚れている愛車のシートを掃除しよう!
毎年酷暑続きで、車内はエアコンを入れていても超快適とはいかず、シートに当たっている背中はベタベタ、ムレムレだったりする。最近はシートにベンチレーターが付いていて、通気できるものもあるが、それはごく一部。基本的にはムレると思っていい。
気分的に不快なだけでなく、よくよく考えてみると、ムレて出てきた汗はシートに染み込んでいくわけで、かなり不潔。さらにジュースやお茶などの飲み物、お菓子などをこぼしたりして、それらも同様にシート内部へと入っていくことがある。
そういう環境にも関わらず、基本的にはクリーニングしないのがシートだ。掃除機をかけたり、マットを車外に取り出して叩いたりはするかもしれないが、肝心のシート自体のクリーニングはほぼしない。というか、正確にはどうしていいのかわからないし、それほど大きな問題にもなっていないから、まぁいいや的な感じなのは事実だろう。
そこで、今回はシート自体のクリーニング法を紹介しよう。まずは全体の掃除機がけだが、表面をザッとかけるのではなく、座面とシートバックの間や、ステッチが入っていれば、縫い目を指先で開くようにしてそこにノズルを入れてかけていく。また、シートの下も掃除機はかけておこう。しゃがんで腰を下ろして目線をシート下にもっていくと、意外な発見があるかもしれない。もちろんいつ落ちたのかわからないゴミなどだが。
ご法度なのが、掃除機の代わりにコロコロをかけること。ガムテでホコリなどを取るのも同様で、数回であればいいが、あまり繰り返していると表面の毛羽が取れてしまうので、頻繁にはやらないようにしたい。