なんと4WDターボが守備範囲に入ってくる!
2)トヨタ86
まもなく新型の登場が控えているトヨタ86。初代モデルは2リッターの水平方向エンジンと後輪駆動レイアウトということで、多くのアフターパーツメーカーがデモカーとして導入したこともあり、ワンメイクレースも盛んに行われていることからチューニングの楽しみも大きくノウハウも多いモデルと言える。
メーカーもカスタマイズされることを前提にリリースしたこともあり、後期型でも前期型のパーツが流用できるようになっているなど、前期をベースとしたアップデートも容易という点も嬉しいポイントだろう。
そんな86は安いものでは100万円ほどのプライスタグを掲げているものもあり、比較的安価に狙うことができる後輪駆動モデルと言える。新型が登場したあとは乗り換え組も発生するだろうから、より多くの個体が流通する可能性も高そうだ。
3)スバル インプレッサSTI(GDB)
ラリーウェポンとしてランサーエボリューションとしのぎを削って進化し続けてきたインプレッサSTI。2代目となるGDB系は当時の自主規制値いっぱいの280馬力を発生するもので、動力性能は文句なし。
しかし、中古車市場ではライバルのランサーエボリューションのほうが高値となっており、いわゆる鷹目と呼ばれる後期型であっても150万円ほどのプライスタグの個体もあるほどだ。
初代モデルのGC8はすでにプレミア価格となりつつあるが、価格が上昇していないGDBは狙い目と言える。当然ながら性能も信頼性もGC8よりも向上しているので、スポーツ走行を楽しみたいユーザーには打ってつけではないだろうか。