クーペのエレガントさと4ドアの機能性を持つ人気モデルが新型に! BMW 4シリーズ グラン クーペが登場 (1/2ページ)

4シリーズと共通の大きな縦型キドニーグリルを装備

 スポーティでエレガントなデザインとダイナミックな運動性能を持つことで人気のBMW 4シリーズ グラン クーペ。ベースとなっている4シリーズ クーペはモデルチェンジしたものの、この4シリーズ グラン クーペの新型は登場していなかったが、この度ついに待望の新型が登場。販売の開始がアナウンスされた。

 フロントデザインは、BMW 4シリーズ クーペ同様に、BMWのアイコンとなるキドニー・グリルを、1930年代に一世を風靡したBMW 328、1960年代に登場のBMW 1600やBMW 2002同様に縦型にデザインすることで、スポーティかつエレガントなキャラクターを際立たせている。さらに、キドニー・グリルを大型化することで、その存在感を余すことなく表現している。

 リアデザインにおいては、BMW伝統のL字型リヤコンビネーションライトを、BMW 4シリーズ同様に立体的かつ有機的な曲線を与え、さらに、ライトまわりをブラックアウトすることで、BMWのクーペモデルらしい個性的なリヤビューを表現した。

 サイドデザインは、BMW伝統のショートオーバーハング、長いボンネット、4ドアモデルとは思えないAピラーからCピラーにかけての流れるような美しいルーフラインが与えられ、クーペらしい美しいプロポーションを手に入れた。

 ラインアップされる420iグラン クーペには、最高出力184馬力(135kW)、最大トルク300N・mを発揮する2リッター直4BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンが搭載される。

 また、サスペンション取り付け部やアンダー・フレームを強化するとともに、高剛性ボディを採用することでロール剛性の強化、きれのあるスポーティなハンドリングを実現し、ボンネットだけではなく、エンジンキャリアやその接続部にアルミ材を用いることで、ボディ剛性の強化と軽量化と言う相反する性能を両立した。

 安全機能・運転支援システムにおいても、BMW 4シリーズ グラン クーペは、最新世代へと進化。他のBMW 4シリーズ同様に、高性能3眼カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーによる最先端運転支援システムが標準装備となり、高速道路での渋滞時にドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」を装備。一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能となっている。

 コネクティビティでは、「OK, BMW」と話し掛けることで、車両の操作、目的地の設定等が可能なBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントを標準装備。Apple CarPlayにも対応するBMWコネクテッド・ドライブにより、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信するなど、利便性を大幅に高めた。

 BMW 420i グラン クーペの主要諸元は以下の通り。

●全長×全幅×全高:4785×1850×1450mm
●ホイールベース:2855mm
●車両重量:1670kg
●エンジン:1998cc直4ガソリンエンジン
●最高出力:184馬力(135kW)/5000rpm
●最大トルク:300Nm/1350rpm-4000rpm
●価格:420i グラン クーペ 620万円/420i グラン クーペ M Sport 660万円

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