万が一の際の証拠にもなる!
あおり運転が問題になったことで、一気に注目が集まったのがドライブレコーダー、通称ドラレコだ。以前からあったものの、それほど普及はしていなかったし、当初はデジタル素材はいざというときには証拠にならないと言われていたこともあり、ユーザーの側に積極的に装着しようという意識があまりなかったのは事実だ。
しかし、ニュース映像が繰り返し流されれば付けたくなるし、今では証拠として問題なく使用できる(警察に確認済み)。ちなみにカー用品店の店長によれば、あおり運転の事件が起こった当時、「お客さんが押し寄せてきた」というほどだ。
それに合わせて機能も大きく進化している。当初は前方だけだったのが後方にも対応するようになったし、4K画質が当たり前になっているのも大きな進化だ。また、細かいところでは、画角、つまり写る範囲が広がっているし、車内カメラが付いているものもある。さらにトンネルから出てすぐでも白トビしないなど、着実によくなっている。これらはドラレコにとって基本部分だけに、進化するのは当然ではある。
加えて、カーナビと接続して連動させると、記録場所の情報も記録することができるし、GPS機能搭載のドラレコも登場している。ただ、事故の記録がメインなので、位置情報はマストではないが、付いているに越したことはないだろう。