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荷台で見えなくても用途はあった! トラックにルームミラーが装備されるワケ (2/2ページ)

荷台で見えなくても用途はあった! トラックにルームミラーが装備されるワケ

この記事をまとめると

■他のクルマ同様、トラックにもルームミラーが付いている

■しかし荷台の形状によってはミラーが付いていたところで後ろはまったく見えない

■それにもかかわらず必ずトラックにルームミラーが装着される理由を解説する

メカ部分と荷台は別メーカー仕上げなためにミラーは付けておく

 気にしてみたことはないかもしれないが、トラックにもルームミラーが付いている。当たり前じゃないかと思うかもしれないが、荷台の形状によっては後ろがまったく見えないので、意味がないように思える。

 それでも付いている理由はなぜか?  付いている分には別にいいとは思うが、無駄なものは省くのが大量生産における工業製品の鉄則だけに気になる。

 トラック、とくに中・大型の特徴が、荷台部分は架装メーカーが作ることが多いということ。用途や機能、予算などユーザーの事情はさまざまなだけに、乗用車のようにメーカー側が仕様を決めてしまうと使いにくいことがある。

 そのため、メーカーはベアシャーシと呼ばれる、キャビンとフレーム、そしてエンジンなどのメカ部分だけの状態で出荷。これを荷台などの装備品を作る架装メーカーと呼ばれる専門業者がリクエストに合わせて、仕上げるという形を取るのが一般的だ。

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