この記事をまとめると
■ドライブレコーダーの装着率は3〜4割と非常に高い
■クルマの使用用途によっては録音・録画が困る人もいる
■ディーラーオプションの稼ぎ頭なため標準化されるとディーラーから反発がある
純正オプションは豊富に用意されている!
あおり運転対策や事故時の証拠など、ドライブレコーダーは今や必需品と言ってもいい。装着率は国土交通省が行ったものでは45.9%(2019年)で、損害保険会社のものだと、31.9%(2020年ソニー損保調べ)と開きはあるものの、用品としては高い数字だろう。
個々の製品を見てみると、画質やレンズの画角、本体のサイズなど、性能も価格も幅広く、電装品メーカーから社外品が多くリリースされているし、純正オプションとしても豊富に用意されている。
そこで不思議に思うのが、なぜ最初から車体に組み込まないかということ。少なくともメーカーオプションにすれば、安全装備でカメラはあちこちに付いているし、後方についてはデジタルミラーの画像を流用すればいい気がする。装着率が高ければ、商売的にもオイシイと思うのだが。