法律的な解釈が曖昧な事例も存在
交通取り締まりというのは当然、法律に基づいて行われている。しかし、細かいことは教習所で習ったけど、忘れてしまっていることもある。またそもそも法律的な解釈が曖昧で、実際は現場の警察官の判断によって異なることも。その場合は厳密に言えば、裁判で司法の判断を仰ぐのがいいのだろうが、面倒なので指示に従って結局は違反を受け入れてしまうこともある。今回はそんな曖昧な事例を見てみよう。
1)路駐を避けるために黄色のセンターラインをまたぐ
教習所で習ったように、黄色線をまたいではダメなのは追い越しの場合。つまり、動いている車両を追い越すのはダメで、路駐や障害物を避けるためにはみ出してしまうのは問題ない。教習所のコースにも障害物があり、ウインカーを点滅させながら出て戻るというのを行なったのではないだろうか。
2)信号で止まっている時にスマホなどを見たり操作したりする
運転中は「ながら運転」になるので当然ダメだが、じつは信号などで止まっている場合はOK。法律にも「停止している時は除く」とある。つまり運転とは、タイヤが回っている状態を指すので、赤信号で止まっているときは違反にはならないが、発進が遅れたりするためできるだけ見ないほうがいいだろう。