路駐を避けて黄色線を跨ぐ! 歩行者にゆずられて横断歩道を直進! 捕まる場合もある「曖昧」に取り締まられがちな事例5つ (2/2ページ)

停止線での停車位置で取り締まりを行なっていることも!

3)停止線にタイヤを合わせて止めた

 教習所で習ったものの、忘れてしまいがちな筆頭格がこちら。線にタイヤを合わせればいいと思いがちだが、車体の前端がかからないようにするとあるので、バンパーの先で合わせるのが正解。場所によっては合わせる位置で取り締まりを行っているので注意が必要だ。

4)横断歩道で譲ってもらって進む

 最近、とくに取り締まりの力を入れているのが、信号のない横断歩道で歩行者がいる場合の停止。今までは、歩行者がクルマのタイミングを見て渡っていただけに、この点を改善すべく取り締まりを強化している。歩行者優先は大前提なので、この流れは賛成だ。

 ただ、これもよくあるが、歩行者がどうぞと譲ってくれることがある。この際はどうなるのか? 実際に現場の警察官に聞くと、違反にならないという見解が多い。ただ、捕まったという声もあるからわかりにくい。取り締まりの基準はクルマを見て歩行者の歩くスピードが変わったり、止まったりするとされている。そもそも渡らずに譲ってくれるので違反にならないと思うが、気をつけたいのはいずれにしても横断歩道で一旦停止したうえで譲られたから進むということで、徐行ではダメ。また万が一を考えると、こういう時にもドライブレコーダーは役立つ。

5)タクシーに子供と一緒に乗った際チャイルドシートを使わない

 6歳未満の子供はチャイルドシートをする必要がある。ただし、業務として人を運ぶクルマに乗る場合は免除されるので、しなくても問題なし。また自家用車でも肥満などで座れなくなった場合もしなくてもいいとされる。日本のチャイルドシートの規定は甘いとされる点だが、もちろんチャイルドシートが使えない場合は、ジュニアシートを使うなどして、シートベルトをする必要はある。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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