ホンダはSUVが超豊富!? 海外で展開されているホンダSUVたち
1)ホンダ・アヴァンシア
日本では、アヴァンシアというワゴンがホンダからかつて販売されていたが、それとはまったく形状が違う別モデルで、こちらは中国で販売されているSUVだ。
ホンダの中国市場ではフラッグシップSUVという扱いとなっており、2リッターターボエンジンを搭載し、ホンダセンシングも装備している。じつはホンダ、北米での勢力が強いように思われがちだが、中国市場でも強い存在感を発揮しており人気が高い。
2)アキュラCDX
ホンダが北米やメキシコ、中国で展開するプレミアムブランドであるアキュラ(トヨタで言うところのレクサス)で販売されているのがCDXというSUVだ。このモデルもアヴァンシア同様に中国のみの展開となっており、同社での最小SUVという位置付けだ。
サイズ感でいうと、日本で販売されていた先代ヴェゼルがちょうどいいだろう。ホイールベースは50mmほど長く、全長や全幅なども若干大きい。このCDX、アキュラブランドということもあり、シートの厚みや質感が高められており、リヤシートには多機能テーブル付きのアームレストなどが備わり、小型ながら、プレミアムSUVとしての地位を確立しているモデルだ。エンジンは1.5リッター4気筒NAのガソリンエンジンにCVTか、7速DCT+1モーターの[i-DCD」か、172馬力を発生させる1.5リッター4気筒ターボエンジンとCVTを組み合わせる設定や、1.5リッター4気筒ターボエンジンと8速DCTを組み合わせるスペックも存在。また、2リッター4気筒NAエンジン+2モーターの「i-MMD」を組みわせたスポーツハイブリッドも選べるので、かなり幅広いユーザーが選べるのも魅力のひとつだろう。小型プレミアムSUVの市場は競合が少ないので、日本への導入も期待したいところだ。
バカ売れ必至!? インドネシアで発表された「N7X」が凄い!
今年5月にインドネシアで発表されたコンセプトカーが注目されている。これはホンダの「N7Xコンセプト」というモデルだ。このモデルは、3列シートを備える7人乗りの小型SUVとなっている。インドネシアでホンダは、「CR-V」や「HR-V(初代ヴェゼル)」、新興国向けの、海外専売モデルとなっている「BR-V」を販売しているが、それの後継車種という線が有力だ。
ターゲットはファミリー層で、普段の買い物からレジャーまでマルチにこなせる1台という位置付けだろう。フロントグリルなどは、前ページで紹介したクロスロードを思わせる雰囲気が漂っているのもどこか懐かしい。また、7人乗りのSUVという共通点もクロスロードと共通しているので、日本に導入されれば、約10年ぶりのクロスロードの復活とも言えそうだ。ただ、今のところコンセプトモデルということもあり日本での販売予定はない。ちなみに販売価格だが、ヴェゼルとCR-Vの間あたりの位置付けのクルマなのでm車両価格は200万円台スタートと予想されている、パッケージングやスタイリングを考慮すると、日本では好意的に受け入れられるのではないかと予想できる。導入発表を期待したい1台だ。
また、上記3車種の詳細は下記にて更に詳しく紹介する。
日本導入を切望! 魅力たっぷりの海外専売「ホンダSUV車」3選
https://www.webcartop.jp/2017/06/124635/
◼︎まとめ
今回、ホンダの展開するSUVに関してまとめてみたが、どの車種もホンダらしい独特な視点で作られたSUVが多いのが特徴だ。創意工夫にあふれたモノづくりへ対するこだわりは、今のSUVラインアップを見る限りまだまだ健在だ。今後のSUVラインアップに期待したい。