運転が楽しくなる”超”こだわり抜いたシューズは期間限定生産!
そんな衝撃を受けたドライビングシューズだが、一般的なスニーカーと比べると同じ靴とはいえかなりの場所が異なるのは一目瞭然。細部を見ていこう。
まず外見だが、このシューズはハイカットとなっており、バスケットシューズからヒントを得た、足首の動きをサポートする機能が組み込まれている。そして、上部にあるベルトにより、左右の足の動きを別々でサポートする仕組みだ。マツダのソウルレッドをイメージした装飾や、シルバー部分のワンポイントのアクセントも見逃せない。
ソールは、ゴムの量を最小限にしつつ、ペダルとの相性を考慮したものを採用。こちらは先に述べたとおり、0.01mm単位にまで厚さに心血を注いで設計したという。テストドライバーの梅津さんたちがこだわった部分で、ミズノでも未経験の精度の追求だったとのことだ。こうした細かいこだわりは、マツダのクルマ作りに対するスピリットを感じられる部分だ。
ちなみに、ドライビングシューズがゆえに踵の部分までしっかりソールで覆われているので、ペダル操作時の安定感の向上にも貢献。もちろん、常に接しているペダルとのグリップ力も最適化されている。
紐にもこだわりがあり、「足をしっかりホールドしつつ動きもサポートできて、長さも適度で、軽くて丈夫なもの」というのわがままを叶える物を探し出して採用している。
クルマのスペシャリストとシューズのスペシャリストが手を組んだ最強のドライビングシューズ。お値段は3万9600円(税込)という私が想像していた半額程度で販売されるとのことで、これにもビックリだ。国産でハンドメイドでこの価格は破格かもしれない。少し頑張れば手が届きそうで、10年ローンの必要はなさそうなレベルで安心した。
販売はMakuakeというクラウドファンディングサイトを通して行われるが、通常のクラウドファンディングのような、目標額がないと手に入らないという物ではなく、1点でも注文が入ったら生産されるというシステムなので、申し込みさえすれば必ず手に入るという。
7月6日より予約を開始しており、納期は最速で2022年3月頃を予定しているとのことだ。
サイズは24.5cm~28cmまで用意されており、足の幅は日本人の平均と言われるEE相当。
材質は天然皮革や合成皮革、合成繊維を用いている。
試着や現物確認は、東京、大阪のミズノ直営店、広島のマツダ本社と福岡のマツダ販売店で順次可能とのことなので、ホームページなどで確認してもらいたい。
このシューズ、私生活で例えるなら「一般的な枕から数万円するようないい枕に買い替えたような感覚」とも言えるようなアイテム。ペダルワークは運転の上手さにも直結する部分なので、この靴を履けば間違いなく運転が上手くなるだろう。マツダユーザーでなくても、クルマ好きのすべての人にオススメしたい逸品だ。
【シューズの購入はこちらから】
https://www.makuake.com/project/drivingshoes/