女子の本音は「高級車」なんか求めちゃいない! ドライブデートに望む「クルマ」の条件5つ (1/2ページ)

この記事をまとめると

◼︎高級車に乗っていけばいいは大間違い

◼︎スペックや車格よりも車内などの雰囲気が重要だ

◼︎もちろん、装備ばっかりにこだわらずに安心と安全を最優先で

軽自動車やファブリックシートが適していることも!

 今度の休日は、彼女と初めてのドライブデート。愛車がなくても、最近はレンタカーのお手頃なプランもあるので、そんな計画をしている男性も多いのではないでしょうか? でも、どんなクルマで迎えに行ったら彼女が喜んでくれるのか、よくわからないという場合も多いようです。もちろん、好きな彼と一緒なら、どんなクルマだろうと女性にとっては楽しい時間になるはずですが、せっかくなら、最高に楽しい時間にしてあげたいものですよね。そこで今回は、多くの女性に取材して得た回答などを踏まえて、女性はドライブデートにどんなクルマを求めているのか。その本音をご紹介したいと思います。

1)エクステリア

 まず1つ目は外観ですが、とにかく街中で目立ちすぎる見た目は正直、恥ずかしいもの。たとえばボディカラーが真っ黄色、どぎついピンク、派手派手の柄モノなど。小さなサイズのクルマならまだいいですが、大きなサイズになるほど、目立つカラーは乗るのが恥ずかしいなと思われがちです。万能なのはやはり白、黒、ブルーで、赤もワインレッドのような落ち着いた赤なら、嫌われることはないでしょう。

 そしてボディタイプは、室内がある程度広くて快適そうだなと思わせるものが人気があります。SUV、セダン、ハッチバック、意外にもホンダN-BOXなど軽自動車のハイトワゴン系も好感度が高いです。スポーツカーは、ドライブデート未経験の女性は「かっこいい」「特別感があって素敵」と喜んでくれることも多いのですが、一度でもスポーツカーでドライブデートを経験してしまうと、いろいろと不便だったり気を使ったり、スピードを出されて怖い思いをしたりして、敬遠するようになっていきます。ただ、なかにはそうした非日常感やスリルが病みつきになって、好きな女性もいますので、もしどうしてもスポーツカーで迎えに行きたい場合は、そちら側の女性であることに賭けてみるのもいいでしょう。

 そしてデザインは、通称「丸目」と呼ばれるまん丸な瞳のようなヘッドライトが人気があります。日本車ならN-BOXやN-WGN、N-ONEなどホンダ車や、ジムニーやクロスビー、ハスラーやラパンなどスズキ車に多いですね。輸入車ではMINIやフィアット500といった普遍的人気のモデルが丸目のライトを採用しています。

2)インテリア

 2つ目はインテリア。見た目にゴージャスでテンションが上がるのはレザーシートなんですが、じつは女性からするとちょっと緊張してしまうものなのです。ネイルなどで傷をつけてしまったらどうしよう、汚さないように気をつけないと、など、レザーシートは乗り降りのたびに気を使います。とくに、生理中にアイボリーやホワイト系のレザーだと、乗っている間も気が気じゃなくて、デートに集中できないかも……。それにもし彼女がミニスカートを履いていたら、レザーシートは座った瞬間にヒヤッとするんですよね。なので、シートはブラック系のファブリックシートがいちばん彼女をリラックスさせてくれます。

 また、助手席にもシートの前後スライドや高さ調整が付いていると、乗り降りしやすい位置や、走行中にもより快適な位置に合わせてあげることができます。小柄な彼女なら、乗り降りの時は少し座面を低めにしてあげて、走行中は座面を上げてあげると景色がよく見えますよね。でも逆にスラリと長身の彼女なら、乗り降りの時は座面を上げて、走行中は少し下げてあげると、安心感のあるシート位置になります。運転席と同じ位置で助手席が横並びになっていると、スピード感を感じすぎて怖いと感じたり、話をする際にも常に目が合ってしまって緊張したりするので、助手席を少し後ろの位置にしてあげると、よりリラックスできると思います。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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