魅力的なパッケージだけに次期型が期待されたモデルも!
我々が一喜一憂する新型車情報。なかには実際に登場するモデルをすっぱ抜いたものもあれば、願望だけでウワサがひとり歩きしてしまったものまで、その情報の精度は幅広い。
そこで今回は、出る出ると言われながら結局現段階ではまったく登場していない、いわゆる出る出る詐欺だったクルマをピックアップしてみよう。
1)日産新型シルビア
2002年に7代目となるS15型が終売となってからも、いまだにドリフトを中心としたモータースポーツなどで一線級の活躍を見せているシルビア。コンパクトなボディにチューニングのノウハウが生きるエンジンを搭載したFRモデルという、現在には存在しないパッケージが評価されている。
一時期は安価で購入できるFRスポーツという評価だったシルビアも、生産終了から20年近くが経過した今、もはや手ごろな価格とは口が裂けても言えない状態となっており、後継車種のウワサは絶えることがない。
実際、2013年の東京モーターショーでは、IDxと名付けられた2台のコンセプトカーが展示され、これこそ次世代シルビアだと色めき立ったのだが、結局その後は続報もなくそのままフェードアウトしてしまった。