初代モデルのカラーリングをモチーフにした外装色も追加
そんな2代目NSXは2019年末に2020年モデルが発表され、日本国内では昨年2020年4月に発売が開始された。この2020年モデルは新たに初代モデルに採用されていたインディイエローパールをモチーフとしたインディイエローパールIIというボディカラーが追加されていたのだ。
そして昨年11月にはアメリカで2021年モデルが発表される。こちらも初代モデルに設定されていたロングビーチブルーをオマージュしたロングビーチブルーパールというカラーが設定されるとアナウンスされていた。
しかし、日本では2020年モデルが完売したあと、2021年モデルの話はまったく聞こえてこない。
ホンダ側は生産終了というわけでない、と話すが、2020年のNSXの販売実績を見るに月に1台売れるかどうかという状況であり、アメリカで生産されるNSXをわざわざ導入するかどうか躊躇しているというのが実情なのかもしれない。
実際のところ、中古車市場を見てみても1000キロ未満の2017年式NSXが複数台存在しており、価格高騰を狙った業者も上手くさばけていない感もある。果たしてこのような状況で2021年モデルは導入されるのだろうか。一部ではタイプRの追加も噂されているが果たして……?