ドレスアップ目的で流行ったマフラーも!
エンジンチューンの第一歩といえば、クルマもバイクも昔からマフラー交換!
そんなマフラー交換にも流行り・廃りがあったので、平成元年以降に流行した、マフラーのスタイルを振り返ってみよう。
1)大口径テール
1989年、日産スカイラインR32GT-Rの登場直後から流行りだしたのが、テールパイプの太いマフラー。
115φ、120φ、130φと、みんな競うようにテールパイプの太いマフラーを装着していた。
テールの太さ=ハイパワーの象徴、あるいは社外品のチューンドマフラーであることを強調できるので好まれた。ターボ車では100φ以上が当たり前!?(メインパイプは、GT-Rクラスでも76.3φ~80φぐらい)
2)砲弾マフラー
1990年代後半に大流行したスタイル。オーバル(楕円)形状のサイレンサーがオーソドックスだったのに対し、タイコの部分を小さめな円柱型にしたのが砲弾マフラー。抜け重視の大音量タイプが多く、ハードチューンのイメージが強かった。
3)斜め出し
砲弾マフラーとセットで流行ったのが斜め出しマフラー。排気効率の面で大きなメリットがあったわけではないが、レーシーでよりヤンチャっぽいイメージになるのが特徴。
マフラーによるドレスアップという意味では有効だった!?