高級スポーツカー代表も選び方によっては超破格!
3)Z33型&Z34型フェアレディZ/V35型&V36型スカイラインクーペ
この2台は同じプラットホームから派生した、フェアレディZは2シーターのスポーツカー、スカイラインクーペはフル4シーターの2ドアクーペである。
2台とも3.5リッター、3.7リッターというV6エンジンを搭載し、とくにマフラーを換えると重厚かつ甲高い素晴らしいサウンドを奏でるのに加え、両車スポーツ系のFR車では古くない年式のため、近年はドリフトのベース車としても注目が高まっている。
中古車はZ33型フェアレディZがAT/30万円から、MT/70万円から、Z34型フェアレディZはAT/200万円でそれなりに流通、MTは200万円だと厳しいという状況。V35型スカイラインクーペはAT/30万円から、MT/50万円から、V36型スカイラインクーペもAT/40万円から、MT/80万円からと、こちらも自動車税は嵩むが、クルマの格などを考えればなかなかリーズナブルともいえる。
4)ポルシェ・ボクスター
ボクスターはスポーツカーのポルシェとして入門モデルとなる、ミドルクラスのミッドシップオープン2シータースポーツだが、それでもポルシェの名にふさわしい高い完成度や魅力を備える。
200万円で買えるボクスターは2代目モデルも若干は流通しているが、初代モデルが中心だ。ということを考えると、予算200万円であれば初代中期以降の2.7リッターフラット6を搭載した標準モデルがMTを含め選びやすい。
また、今ではポルシェのフラット6は911やボクスター&ケイマンのGT系でないと搭載されず、新車は1000万円超えとなっているのに加え、ポルシェのスポーツカーに乗るという経験を考えれば、古いクルマながら意義のあるお金の使い方とも言えるのではないだろうか。