疲れたときこそ、お手軽で楽しいスポーツカーに乗ってみないか?
日本の公道において全開加速などを楽しめるところはないが、サーキットや最近増えているヒルクライムといったクローズドコースでは気持ちいい加速やエンジン音などを楽しみたいものである。ここではそんな気持ちよさを備えた200万円以下で買える中古車をピックアップしてみた。
1)マツダRX-8
RX-8は生産終了から9年が経つが、それでも純ロータリーエンジン搭載車としてはもっとも新しいモデルである。
RX-8はロータリーエンジン搭載車だけに燃費は芳しくないが、それ以外は重厚なフィーリングを伴いながらモーターのように気持ちよく回るロータリーエンジン(ロータリーエンジン搭載車に乗るというだけでも貴重な経験だ)、シャープななかに安心感あるハンドリング、リヤシートへのアクセスは微妙ながら4人が問題なく乗れる点、インテリアの質感の高さなど、なかなか満足感の高いクルマだ。
それでいて中古車は燃費の悪さが敬遠されているのに加え、年式の幅が広いこともあり、下は30万円から、200万円でビッグマイナーチェンジ後のモデルも選択肢に入ると、面白い存在だ。
2)レクサスIS F
初代ISをベースに5リッターV8エンジンを搭載するなどしたIS FはV8エンジンらしい豪快な加速に加え、普通に走っていれば非常に快適という要素を備えたスーパースポーツセダンである。
IS Fも5リッターという排気量ゆえの自動車税の高さのせいか、2007年の登場時は766万円したクルマだったが、初期モデルなら200万円以内でまずまずの台数が流通しているので、覚悟を決めて長くない期間楽しむと割り切るならアリな選択肢だ。