ワンオーナー車だと偽って販売されていることも!
ワンオーナー車であっても、引っ越しなどでナンバーの管轄が変わった場合は当然登録をし直すことになる。そうなると車検証だけではワンオーナーかどうか判断できなくなってしまうが、これを悪用してネットオークションなどでワンオーナー車であると偽って販売する場合がある。
そういった場合、本当にワンオーナー車であるかどうかは登録事項等証明書を発行してもらわないと判別できないので、怪しいと思ったら突っ込んでみるのも大切かもしれない。
また、新車=ディーラーで購入するものというイメージが強いかもしれないが、地方などでは近所のモータースや整備工場から購入するというケースも珍しくない。そうなると、ディーラーのように定期的な点検のお知らせなどがなされない場合もあり、乗りっぱなしで初回の車検を迎えるというケースもないわけではないのだ。
たまに3年間オイル無交換のクルマ、というようなものが話題に上ることがあるが、これはこういったケースが原因で発生している可能性もあるのである。
他にも低年式のワンオーナー車については、あまりクルマに興味のないユーザーが新車で購入し、その後特にこだわりもなく惰性で乗り続けていた、というケースもある。こういったケースではマメなメンテナンスはおろか、洗車すらほとんどされておらず、塗装はカサカサ、ボディは傷だらけという場合もあるのだ。