今でも定番の超有名ブランドも存在する!
4)ボルグワーナー/MHI/IHI/ギャレット
昔はKKK(現ボルグワーナー)が有名だったが、国産の三菱(MHI)やIHIのターボも一流ブランドとして知られている。三菱のターボは軽自動車からチューニングカーまで幅広く採用され、IHIはホンダF1の黄金期(第二期)にターボを供給し世界を席巻。通称「F1タービン」と呼ばれたRX6タービンは憧れの的だった。
あとは自動車用ターボのシェア3割を占める老舗のギャレットも名門中の名門。
この4社が、ターボの四大ブランドといわれている。
5)レカロ
次はレカロ。ハイスペックシートの代名詞といえるのはレカロだけだろう。1906年創業のドイツのシート専門メーカーで、クルマだけでなく旅客機のシートや新幹線E5系の「グランクラス」のシートもレカロ製が選ばれている。
人間工学に基づいたシート作りで知られていて、長時間座っても疲れない、腰痛にならないといった特徴は、他の追随を許さない。
モータースポーツ用のバケットシートもトップブランドで、ル・マンやニュル24時間レースをはじめ、スーパーGT、スーパー耐久、入門カテゴリーのレースまで、レカロを指名しているチームは多い。
6)レイズ/エンケイ/BBS
ホイールもいろいろなブランドが純正装着されているが、インパクトが大きかったのは、マツダのスポーツカーやスバルに装着されたBBS。
鍛造ホイールの代名詞で、軽くて高強度といえばやっぱりBBSだろう。
その他、ホンダNSX-Rやランエボが履いていたエンケイや、R35GT-Rのレイズなども純正装着のブランドホイールとして挙げられる。