ブレーキが抜けた! シートの下からガム! 昔のイタリア「ド新車」で起きた衝撃事件簿6つ (2/2ページ)

デザインを重視しすぎて運転時に危険を感じることも!

4)ブレーキが抜けた

 これは某社で多発したトラブルで、右ハンドルを用意してくれたのはいいが、作り慣れていないのか、ブレーキパイブの取り回しの変更が適当。要は無理やり、左から右へと引っ張って付けたため、しばらくすると破断してしまった。そうなると、ブレーキは利かなくなるのでかなり危険だった。市販車ではないが、レースでもこんな感じで、踏んだら抜けたのでメカにクレームを言ったら「怪我しなかったからいいじゃん」で終わったとのこと。

5)前が見えない

 デザインにこだわるのはいいが、インパネの色を明るくしすぎたために、フロントウインドウに強烈に写り込んで、前方が見えず。最初はただ眩しいのかと思ってサングラスしてみたものの改善せず。よく見たら、ただの映り込みだったとわかってガックリ。

6)シートの下からコインやガムが出てきた

 中古車なら前のオーナーのものかなとも思えるが、新車なのに出てきたことがあった。ラインで働く、工員さんのものだったのだろう。日本では絶対にありえない。

7)素が木の板

 お高い某スポーツカーに乗せてもらったところ、足元の奥を見ると、なにやら見える。サイドのボードみたいなものがずれているのだが、なんと安っぽい木の板。ベニアだったと思うが、30年前でも1000万円近くしただけに、適当加減には驚いたものだ。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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愛車
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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