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新品なのになんの印? タイヤの横にある「黄色」や「赤色」の点の意味とは (2/2ページ)

新品なのになんの印? タイヤの横にある「黄色」や「赤色」の点の意味とは

この記事をまとめると

■タイヤにはサイドウォールに黄色や赤の小さな丸い印のようなものがついている

■黄色の点は「軽点マーク」、赤い点は「ユニフォミティマーク」といわれるものだ

■この記事ではこれらの意味について解説している

タイヤをホイールに組み付ける際にバランスを保つための目印

 新品タイヤはゴムがつやつやしていて美しいが、よく見るとサイドウォールに、黄色や赤の小さな丸いマーキングがついている。これは一体誰がなんのためにつけたのか?

 これはタイヤメーカーがつけたマーキングで、黄色の点は「軽点マーク」、赤い点は「ユニフォミティマーク」といわれるもの。

 タイヤメーカーは、高い技術力でできるだけ真円に近いタイヤ、均一性の高いタイヤを作ろうとしているが、カーカスを巻いて、コードを巻いて、その上にトレッドゴムを貼り付けて製造する関係上、どうしても多少のバラツキはできてしまう。

 そこで、タイヤをホイールに組み付けるとき、より最適なバランスで組めるよう、タイヤ重量で一番軽くなっている部分には「軽点マーク」、タイヤの縦方向の一番硬い部分(外径が一番の大きい部分)に「ユニフォミティマーク」をつけて、目印にしているというわけ。

 このマークを、どのように使うか説明しよう。

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