【試乗】ボディ拡大! パワーもアップ! ハンドリングまで変わったノート・オーラの衝撃 (1/2ページ)

3ナンバー化と高級路線でライバルの上を行く

 正直言ってノーマークだった。3ナンバーのノートが出るなんて。しかし取材会場に着いて普通のノートと見比べると、ノートオーラと名付けられた新型車は、たしかにフェンダーがワイドになっていた。

 数字で言えばプラス40mmで、とくにリヤまわりはドアからフェンダーにかけての盛り上がりが一目瞭然。サイドのキャラクターラインの走らせ方も違うし、サイドシルは「く」の字型にカーブしてリヤの張り出しを強調している。

 一方の顔つきはヘッドライトが薄く、グリルが幅広くなり、デイタイムランニングランプはそのグリルに流れ込むような処理で、日本での予約受注をスタートしたアリアに似ている。

 3ナンバーボディというとグローバル展開を予想するけれど、輸出の予定はないらしい。日本国内でプレミアムコンパクトというジャンルを確立するために生まれた。なので価格帯は250万円以下のノート(オーテックを除く)に対して250万円以上としている。

 インテリアは造形こそ受け継ぐものの、木目調パネルやツイードのトリム、レザーシートをおごるなど仕立てにこだわった空間。初代ティアナが提案したモダンリビングを思い出した。

 オーディオは前席ヘッドレストにまでスピーカーを埋め込んだBOSEのサウンドシステムが与えられている。

 デジタルメーターはディスプレイを12.3インチと大型化した。表示は2種類で、アナログ風のクラシック表示と、それを左右に寄せセンターにナビなどを表示するエンハンス表示を選べる。あえてアナログ風を用意するあたり、プレミアムという位置づけを理解していると思った。


森口将之 MORIGUCHI MASAYUKI

グッドデザイン賞審査委員

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2023ルノー・トゥインゴ/2002ルノー・アヴァンタイム
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ネコ、モーターサイクル、ブリコラージュ、まちあるき
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ビートたけし

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