走り出し直後の重要な確認事項とは
4)全高や全幅、四隅などボディのサイズを把握する
自分以外に同乗者がいれば、自分は運転席に座って、パートナーにクルマの四隅に立ってもらおう。そうすることで運転席からの車体の四隅の見え方、距離感をチェックできる。
また、車検証を開いて自分のクルマと比べ、全長、全幅、全高が何cm違うか、数字で確認しておくのも役に立つ。
5)操作系のチェック
実際に走り出す前に、主な操作系・スイッチ類の場所や使い方を調べておこう。
ライトのスイッチやワイパー、ウインカーの位置、パーキングブレーキのかけ方と解除方法。エアコンの調整や給油口のオープナー(給油口の方向は燃料メーターの三角マークでわかる)。ETCを使うのなら走り出す前にカードをセット。ハザードランプのボタンもあらかじめ見ておこう。
カーナビも走り出す前に目的地を設定。レンタカーなら使い方を店員に確認することもできるので忘れずに。
6)安全な場所で加速力と制動力を確認
走り出したら、周囲の安全を確認した上で、法定速度の範囲内で一度鋭くダッシュして、加速性能を確認。同様に強めのブレーキも試して、制動力も知っておこう。
なじみのあるクルマより重いクルマであれば加速は鈍く、ブレーキをかけても減速しづらいことがあるので、早めにこれらの感覚の違いを体感しておくこともポイントとなる。
その上で、借りたクルマに慣れるまでは慎重に走ることが何より重要。時間に余裕を見て出発し、目線が遠くになるよう意識し、肩の力を抜いて、呼吸が浅くならないよう心がけ、「緊張してきたな」「疲れてきたな」と思ったら、早めに休憩でリラックス&リセットしよう。