レンタカーや実家のクルマ! 不慣れな車種を「いち早く」乗りこなすための重要事項6つ (2/2ページ)

走り出し直後の重要な確認事項とは

4)全高や全幅、四隅などボディのサイズを把握する

自分以外に同乗者がいれば、自分は運転席に座って、パートナーにクルマの四隅に立ってもらおう。そうすることで運転席からの車体の四隅の見え方、距離感をチェックできる。

また、車検証を開いて自分のクルマと比べ、全長、全幅、全高が何cm違うか、数字で確認しておくのも役に立つ。

5)操作系のチェック

実際に走り出す前に、主な操作系・スイッチ類の場所や使い方を調べておこう。

ライトのスイッチやワイパー、ウインカーの位置、パーキングブレーキのかけ方と解除方法。エアコンの調整や給油口のオープナー(給油口の方向は燃料メーターの三角マークでわかる)。ETCを使うのなら走り出す前にカードをセット。ハザードランプのボタンもあらかじめ見ておこう。

カーナビも走り出す前に目的地を設定。レンタカーなら使い方を店員に確認することもできるので忘れずに。

6)安全な場所で加速力と制動力を確認

走り出したら、周囲の安全を確認した上で、法定速度の範囲内で一度鋭くダッシュして、加速性能を確認。同様に強めのブレーキも試して、制動力も知っておこう。

なじみのあるクルマより重いクルマであれば加速は鈍く、ブレーキをかけても減速しづらいことがあるので、早めにこれらの感覚の違いを体感しておくこともポイントとなる。

その上で、借りたクルマに慣れるまでは慎重に走ることが何より重要。時間に余裕を見て出発し、目線が遠くになるよう意識し、肩の力を抜いて、呼吸が浅くならないよう心がけ、「緊張してきたな」「疲れてきたな」と思ったら、早めに休憩でリラックス&リセットしよう。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

愛車
日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
趣味
-
好きな有名人
-

新着情報