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クルマ移動が可能かどうかで「子育て」の「ラクさ」は激変! ドライブを「嫌がらない」子どもに育てる方法5つ (2/2ページ)

クルマ移動が可能かどうかで「子育て」の「ラクさ」は激変! ドライブを「嫌がらない」子どもに育てる方法5つ

子育て中にクルマ移動ができるのは大きなメリット

 子育て世代にとって、日常的にクルマでの移動ができるのとできないのとでは、便利さが変わるだけでなく、普段からの行動範囲も広くなり、天候にあまり左右されないので予定がずれにくくなり、たくさんの荷物が積めるので買い物が一度で済むなど、家事を効率的にできるといった、たくさんのメリットがあります。

 もちろん、その代償として、ファミリーカーを維持するためにはコストがかかりますし、万が一の事故への備えも必要。とはいえそれを差し引いても、「クルマがあってよかった」と思うことのほうが、子育て中はとくに多いのではないかと思います。

 ただしそれは、子供が嫌がらずにクルマに乗ってくれる、という前提があってこそ。もし、毎回クルマに乗せるたびに子供がグズっていては、予定が思いどおりに進まず、運転にも集中できず、余計にストレスになってしまうことでしょう。そこで今回は、子供が生まれたらどんな育て方や行動を心がければ、クルマでお出かけするのを嫌がらない子になってくれるのか。楽しみながら、ラクをしながらできるコツをご紹介したいと思います。

1)生後すぐにクルマに乗せる

 1つ目は、何事も最初が肝心とはよく言ったもので、生後すぐからクルマに乗せること。これに勝る方法はありません。「お出かけをする時は、クルマですよ」ということを当たり前の環境にしてしまうことこそ、クルマ移動を嫌がらない子に育てる第一歩です。毎日じゃなくても、1回30分でもいいのです。ものごころつく前からクルマに乗っている子供は、歳を重ねるに連れてそれがスタンダードになっていきます。

 必ず、新生児から使えるチャイルドシートを後席に後ろ向きに装着し、ベルトを正しく締め、となりにはパパやママなど近しい人が座ってあげましょう。チャイルドシートはどうしても熱がこもりがちなので、厚着をさせないように注意して、日差しが直接当たらないようにサンシェードなどで遮ってあげるといいですね。

 最初は泣き出してしまうかもしれませんが、根気よくあやしてあげていれば、そのうちに眠ってしまうことが多いでしょう。オムツを清潔に保ち、授乳やミルクでお腹が満たされていると、よりぐっすり眠ってくれると思います。新生児からクルマに乗せることには、もう1つメリットがあり、チャイルドシートを嫌がらない子になるということ。そしてチャイルドシートを卒業した後も、シートベルトを締めることが当然という意識がすでに子供の中に根付いています。そうすると、他人のクルマや観光バス、タクシーといった乗り物に乗った際にもしっかりと自分からシートベルトを締める子に育ち、身を守ることにつながります。

2)クルマに乗った時にしかできないことをしてあげる

 2つ目は、0歳後半くらいからの少しものごころがついてきた子供に効果があることとして、「クルマに乗った時にしかできない、特別なことをしてあげる」という方法です。例えば、普段はおやつにあげないチョコレートを、「ドライブの時だけよ」と言って車内では食べさせてあげるとか、車内でだけジュースをOKにして飲ませてあげるとか。

 ちょっと長めのドライブになるならば、いつもは見せないアニメをDVDやタブレットで見せてあげたりするのもいいですね。そうするうちに自然と、クルマに乗るといいことがある、という意識が芽生え、ドライブが楽しみになってくれることでしょう。くれぐれも、喉に詰まらせたりするリスクのあるもの(飴玉やガム、こんにゃくゼリーなど)は、あげないように注意してください。

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