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低いはエライ! かつて一大ブームを巻き起こした「平べったいセダン」3選 (2/2ページ)

低いはエライ! かつて一大ブームを巻き起こした「平べったいセダン」3選

居住性は二の次! 平べったいスタイルが当時は大ウケだった

現在、日本では不人気ジャンルの烙印を押されてしまっているセダン。しかし1980年代~90年代前半には全高の低いスタイリッシュなスペシャリティセダンが一大ブームとなっており、各メーカーこぞって同じコンセプトのセダンをリリースしていたのである。

そこで今回は、その頃に各メーカーからリリースされたスペシャリティセダンをピックアップして振り返ってみたい。

1)トヨタ カリーナED

1985年に初代が登場したカリーナEDは、ST16#という型式からも分かるようにセリカの兄弟車であり、4ドアのボディを被ってはいるものの、中身はほぼセリカというスポーティなモデルだった。

とくにBピラーを廃したピラーレスハードトップと全高の低いスタイルは、セダン=熟年層というイメージを打破し、若いユーザーに支持される結果となったのである。

もちろん一般的なセダンに比べればルーフが低く、クーペのように傾斜した前後のピラーなど、セダンとして考えるのであれば不利な点も多かったが、若いユーザーにはそれが逆に新鮮に映ったということなのだろう。

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