ターゲットにされやすい駐車場は「目立たない場所」
盗まれやすいクルマを所有しているユーザーにとっては、人目につきやすい駐車場に置いておくと目立ってしまって盗難のターゲットにされやすいと思う人もいるかもしれないが、じつはこれが落とし穴。
確かに人目につきやすい駐車場を契約した場合は、多くの人にそこにその車種があることが知られてしまうが、それだけ人目のある場所でクルマを盗み出す作業をするというのは見つかるリスクも高くなるため、窃盗犯側は手を出しにくいのである。
一方、人目に付きにくい場所にある駐車場に停めている場合は、オーナーの行動パターンさえ掴めてしまえば、盗み出す作業を誰にも見られることなくじっくりと行うことができてしまう。
もちろん人目に付きにくい駐車場に停めておけば、窃盗犯に目を付けられる率は減るかもしれないが、目を付けられてしまったら、盗み出すまでじっくり作業をする環境を提供してしまっていることにもなりかねないのである。