デザインが強烈すぎて忘れられないクルマたち
今も昔も日本車はデザインがつまらないとか、輸入車のほうが個性的なデザインをしていると言われることが多い。実際保守的なデザインが目立つ車種が存在していることも事実ではあるが、じつは国産車でも超絶個性的なデザインをまとってリリースされたモデルも存在しているのだ。今回はそんな賛否両論巻き起こった個性的なデザインをもった日本車を独断と偏見でご紹介しよう。
1)トヨタ・シエンタ(2代目)
5ナンバーサイズながらスライドドアと3列シートを備えるモデルとして、ヤングファミリー層を中心にスマッシュヒットとなったシエンタ。初代モデルは途中、他車種にバトンを託して生産終了するも、その車両が予想以上の販売不振で再登場するなど、紆余曲折を経たモデルとしても知られている。
そして2015年には2代目へとフルモデルチェンジ。5ナンバーサイズでスライドドアと3列シートを持つというコンセプトはそのままだったが、デザインがトレッキングシューズをイメージしたものへと大きく変貌。とくに前後ライトに繋がるようにデザインされたガーニッシュは賛否両論となった。
しかし気づけば月間販売台数ランキングのトップを飾るほど売れた2代目シエンタは、すっかり日常に溶け込んでおり、今ではまったく違和感を覚えなくなっている。