プロの目によるチェックを受けた車両を選ぶのも良い
4)サビやすい部分は事前に調べる
少々古いクルマはサビやすいポイントがある場合がある。ネットでオーナーが書き込んでいたりするので、事前に調べておいて、現車で確認するといい。ちなみにちょい古の某社の軽はリヤフェンダーの内側がサビやすかったりする。
5)ガラスの表示
自動車用ガラスは端にメーカーや規格を表す表示がされているのはご存じだろう。この部分がすべてそろっているかを見ておく。ガラスのメーカーが違ったり、自動車メーカーの表示がなかったりすると、交換している可能性がある。ただフロントは飛び石での交換かもしれないので、それ以外のガラスでの違いを重視する。
6)フロアマットをめくる
昔のクルマならカーペットも簡単にめくれたが、今のクルマでもマットだけでもめくって見ておこう。ルームクリーニングをしても、カーペットは掃除機をかけるだけが多く、なにかしらの痕跡を発見することがある。また、運転席や助手席の足もともできるだけ奥まで覗いてみると、バルクヘッドまわりにサビが出ていたりすることもある。
時間をかけずに確認できるポイントを中心に紹介したが、最近、中古車店で見かけるのが第三者機関の鑑定。中古車サイトが実施しているものなどがあるが、これは検査員がやってきて、細かいところまで確認したうえで鑑定書を発行するというもの。
実物を見ると、めちゃくちゃ細かく見て判断していて、中古車店に聞いても「こんなところまで不具合として載せるの? と思うほど細かくて、ときには言い争いになることも」というほど厳しい。各車両に掲げてあったり、ネットの在庫情報を見ると鑑定書付きとあるので、選ぶ際の判断にするといいだろう。