修復歴なしでも安心とは限らない! 中古車選びの必須チェック6つ (2/2ページ)

プロの目によるチェックを受けた車両を選ぶのも良い

4)サビやすい部分は事前に調べる

 少々古いクルマはサビやすいポイントがある場合がある。ネットでオーナーが書き込んでいたりするので、事前に調べておいて、現車で確認するといい。ちなみにちょい古の某社の軽はリヤフェンダーの内側がサビやすかったりする。

5)ガラスの表示

 自動車用ガラスは端にメーカーや規格を表す表示がされているのはご存じだろう。この部分がすべてそろっているかを見ておく。ガラスのメーカーが違ったり、自動車メーカーの表示がなかったりすると、交換している可能性がある。ただフロントは飛び石での交換かもしれないので、それ以外のガラスでの違いを重視する。

6)フロアマットをめくる

 昔のクルマならカーペットも簡単にめくれたが、今のクルマでもマットだけでもめくって見ておこう。ルームクリーニングをしても、カーペットは掃除機をかけるだけが多く、なにかしらの痕跡を発見することがある。また、運転席や助手席の足もともできるだけ奥まで覗いてみると、バルクヘッドまわりにサビが出ていたりすることもある。

 時間をかけずに確認できるポイントを中心に紹介したが、最近、中古車店で見かけるのが第三者機関の鑑定。中古車サイトが実施しているものなどがあるが、これは検査員がやってきて、細かいところまで確認したうえで鑑定書を発行するというもの。

 実物を見ると、めちゃくちゃ細かく見て判断していて、中古車店に聞いても「こんなところまで不具合として載せるの? と思うほど細かくて、ときには言い争いになることも」というほど厳しい。各車両に掲げてあったり、ネットの在庫情報を見ると鑑定書付きとあるので、選ぶ際の判断にするといいだろう。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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愛車
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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