降ろすのも一苦労?
いざという時のためにどこに搭載されているのかを把握しておきたいスペアタイヤ。そもそも最近のクルマではスペアタイヤではなく、パンク修理キットに置き換えられている場合も少なくない(というかスペアタイヤ搭載車の方が少ない)が……。
そんなスペアタイヤの居場所として最もポピュラーなのはやはりトランクルームだろう。普段はトランクボードなどが被せられているため目立たないが、ボードを外せばその下にスペアタイヤが鎮座しているというのが一般的だ。
しかし、車種によっては予想外の場所にスペアタイヤを格納している車種もある。今回はそんな意外な場所にスペアタイヤがあるケースをご紹介しよう。
1)フロントフード内(トヨタMR2、スバル・レオーネなど)
スペアタイヤはトランクスペースにあるのが一般的、と前段で話したが、エンジンがフロントではなくミッドやリヤに搭載されているモデルに関しては、フロントフード内がトランクスペースとなる。そのため、これらの車種においてはスペアタイヤがフロントフード内に備わっていることが多いのである。
また、水平対向エンジンを搭載していたスバル・レオーネや、360cc時代の軽自動車はエンジンルーム内にスペースがあったため、スペアタイヤがエンジンルームに備わっていたのだ。