不具合があった場合に速やかに改善するのがリコール
自動車におけるリコールとは、道路運送車両の保安基準に適合していない、または適合しなくなるおそれがある状態であって、かつその原因が設計又は製作過程にあると認められるときに、自動車メーカー等が保安基準に適合させるために必要な改善措置を行うもの。
各メーカーとも100%問題のないクルマを作ろうと日々努力していることは言うまでもないが、万が一不具合があった場合に速やかに改善するというのがリコールということになる。
一口に“保安基準に適合しない”といってもその影響の幅は広く、なかでもタカタ製エアバッグの異常破裂に関しては、人命に関わる可能性が高いということで、危険性が高い未改修車両については、平成30年5月より、車検で通さない特例措置が講じられているほどなのだ。
では、中古車として購入した愛車がリコール対象車種なのかどうか、そしてそのリコールの改修が終わっているのかどうかを判断するにはどうしたらいいのだろうか?