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オーナーの「無防備さ」がクルマの盗難を招く! いますぐ実行すべき「盗難対策」7つ (1/2ページ)

オーナーの「無防備さ」がクルマの盗難を招く! いますぐ実行すべき「盗難対策」7つ

この記事をまとめると

◼︎「日本だから」と安心せずに鍵の差しっぱなしは即刻やめるべき

◼︎ハンドルロックやボディカバーを使うなど、些細なことでも効果はある

◼︎GPSなども普及しているので、盗難率の高いクルマのオーナーは検討するべき

25%がキーのついた状態で、44%が駐車場で盗難が発生している

 警察庁生活安全企画課によると、自動車盗の認知件数は、平成15年(6万4223件)のピーク時以降、減少傾向にあり、平成29年は1万213件とピーク時の6分の1以下にまで減少。今年2月に発表された2020年の犯罪統計(暫定値)を見ると、新型コロナの影響でステイホームが進んだこともあり、自動車盗の認知件数は前年比27.1%減の5210件と大幅に減。2018年以降、3年連続で年間1万件を下まわっている。

 でもだからといって、油断は禁物。大事な愛車が盗まれぬよう、最低限のことはやっておこう。

1)クルマを離れるときはしっかり施錠

 施錠なんて当たり前過ぎると思うかもしれないが、郊外のコンビニなどでは、ときどきエンジンをかけたまま施錠もしないで店内に入っていくドライバーを見かける。高級車や人気車ではさすがに見かけないが、それにしても無防備すぎる。

 警察庁の資料では、25.5%がキーのついた状態で盗まれている。初歩的なことだし、施錠をしないままクルマを離れるのは道交法違反でもある(停止措置義務違反、違反点数1点、反則金6,000円)。

 また車内にスペアキーを置いておいたり、外から見える位置に、貴重品や小銭などを置かないのも基本。

2)ハンドルロック

 キーを抜いたまま(エンジンを止めたまま)ハンドルを切ると、ハンドルが機械的にロックされる(どのクルマも標準の機能)。これだけでも立派な防犯対策になるので、クルマから離れるときは、面倒でもハンドルをロックさせることを習慣にしておこう。

 別途、アフターの防犯グッズで、ハンドルに鍵付きの棒を取り付け、ハンドルを回せなくする「ハンドルロック」も売っているが、これを併用するのもいいアイディアだ。

 鍵付きの輪留め、タイヤロックなども手軽な防犯グッズのひとつ。

3)人目につくところに止める

 止める場所もけっこう重要。クルマの盗難の44%は駐車場で発生。

 できるだけ人目につくところや明るいところ、防犯カメラがあるところを選んで駐車したい。自宅であれば、人感センサーライトや簡易なゲート、チェーンなどを貼っておくのも効果的。切り返しをしないと出し入れできないような場所も、防犯上はマル。

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