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「ヒュンダイ」が「ヒョンデ」に名前を変えて日本再上陸! 国産メーカーを脅かす「電動車」技術の高さ (2/2ページ)

「ヒュンダイ」が「ヒョンデ」に名前を変えて日本再上陸! 国産メーカーを脅かす「電動車」技術の高さ

世界統一の名称「ヒョンデ」に変更された

 日本でこれまで「ヒュンダイ」と表記されてきた、韓国の現代自動車。

 2020年にワールドワイドで、韓国語の発音である「ヒョンデ」に統一されることになった。

 これは自動車事業のみならず、多角的な経営を行うヒョンデグループ全体として、次世代事業に対する社内外に意思統一を図る狙いがあると思われる。

 さて、日本でのヒョンデといえば、2001年から2010年にかけて全国に販売店を展開していた。2000年代といえば、BRICsと呼ばれるブラジル・ロシア・インド・中国など経済新興国が経済面で一気に成長した時期である。このトレンドに、ヒョンデはいち早く乗ることに成功し、各地で日系メーカーを脅かすような存在になった。

 また、アメリカでもヒョンデは徐々にシェア拡大を狙う中で、2000年代後半以降には積極的なSUVシフトを行いながら、技術やデザインの部門で多方面からの新しい人材を導入し、量産車のクオリティが一気に上がっていった。

 当時、筆者はヒョンデと、ヒョンデ傘下の起亜(キア)の量産化について、乗り心地、ハンドリング、動力性能がモデルチェンジ毎に大きく向上していく様をアメリカ各地で体感した。

 そうした海外での技術的なフィードバックを日本市場にも盛り込もうとするも、日本における輸入車市場でヒョンデの立ち位置が確立しないまま、いわゆるリーマンショックに直面してしまい、結果的に日本市場からの撤退を余儀なくされた。

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