専用装備によって車両本体価格が高額になることも
2)取り回しが大変
SUVは高い着座位置で見晴らしがよく、運転がしやすいというメリットはあるが、そもそもSUVはボディサイズも大きく、4WDモデルなどでは最小回転半径も大きいという点がある。
そのため、いくら見晴らしがよくても小まわりが利かず、大きなボディと相まって狭い道では運転に苦労するという可能性もあるのだ。どんなに高性能なセンサーやソナーがついていても、最終的に操作するのはドライバー本人なのである。
3)意外とコストがかかる
冷静に考えてみると、同サイズ、同排気量の車両と比べるとそもそもの車両本体価格が高めに設定されているのがSUVだ。もちろん、SUVらしい装備がプラスされているということもあるのだが、そこまでの装備を必要としないユーザーにとっては宝の持ち腐れともいえる。
また、ドッシリとしたスタイリングを実現するために、大径ホイールや幅広タイヤが採用されていることも多く、タイヤ交換やスタッドレスタイヤを用意するときにタイヤ代に驚くケースもある。本格的なSUVが装着しているオフロード系タイヤについても、通常のタイヤに比べると高価なため、ランニングコストも高めとなってしまうのだ。